【金属アレルギー対応】アクセサリーの黒ずみ・変色を防ぐ〈夏の3原則〉完全保存版
梅雨のジメジメからの‥、容赦なく日差しが照りつける暑〜い夏。
お肌に直接触れるアクセサリーにとって、1年で最も過酷な季節がやってきました。
「あら、なんだか黒ずんできた?」「ツヤが鈍くなった気がする」——夏場には、そんなお声を多く耳にします。
実は、夏のアクセサリーの不調には、はっきりとした理由があります。
本日は、汗をかく季節にこそ知っておきたい、
『アクセサリーを永く美しく保つ、夏の3原則』をご紹介いたします。
なぜ夏はアクセサリーが黒ずみやすい?
汗ばむ夏にアクセサリーが変色しやすくなる理由は、主に3つ。
★汗に含まれる成分:
塩分・アンモニア・尿素、微量の硫黄成分が金属と反応。
★皮脂との混合:
皮脂と汗が混ざることで金属表面に長く留まり、化学反応を促進!
★高温多湿の環境:
温度と湿度が高いほど、酸化・硫化・塩化といった反応のスピードが加速!
さらに、日焼け止めや制汗剤、虫除けスプレーといった夏特有のアイテムにも、金属を変質させる成分が含まれていることがあります。
つまり夏は、アクセサリーが「変色するための条件」が揃いに揃ってしまう季節なのです!
素材によって「弱点」は違います
変色の原因は、素材ごとに異なるって、ご存知でしたか?
シルバーの黒ずみは酸化?
本当に?
正しいお手入れのために、まずはそれぞれの素材の違いや特徴を解説いたします。
【サージカルステンレス316L】
表面に保護皮膜を持ち、汗・水・塩素にとても強い素材です。
非常に硬く傷つきにくく、日常使いでは変色がほぼ起こらない、過酷な夏に最も頼れるたのもし〜い素材!
ただし、本体がステンレスでも、一部真鍮を用いているアクセサリーも意外と多いのです。
これは余談ですが、ちまたで「金属アレルギーに配慮したアクセサリー」と称して売られている商品でも、調べてみると例えばピアスポストにはアレルギーが起きにくい金属を使用、でも耳たぶに直接触れる可能性のあるピアスの石座部分に金属アレルギーを起こしやすい金属が使われている、などというものもございます。
金属アレルギーのある方は、素材に充分お気をつけください!
弊社の扱うアクセサリーの金属部分は、繋ぎパーツの素材も含めオールサージカルステンレスのものが主ですが、一部装飾金具に真鍮を用いているものがございます。
本体がステンレスでも真鍮部分に黒ずみが生じることがございますので、そうしたものは対策が必要です。
(※サージカルステンレス:汗や体液に対する耐性に優れた金属アレルギーを起こしにくい素材。ただし体質や体調、ご使用環境によりまれに反応が生じる場合もございますため、すべての方にアレルギーが起こらないことを保証するものではございません)
金属アレルギーについては、別ブログで解説いたしますのでご覧ください。
お手入れについては、素材別【お手入れ ・変色防止 早見表】に掲載してございます。
【プラチナ】
貴金属の中でも化学的に非常に安定しており、汗・水・塩素などにも強く、毎日身につけても変色しにくい優れものですが、皮脂や化粧品の付着等で表面が曇って見えることがあります(変色でなく汚れ)。
また比較的柔らかく細かな擦り傷がつきやすいので、美しさを保つために、傷がつかないよう配慮いたしましょう!
【ゴールド】
ゴールド自体は変色しにくい素材ですが、24金(純金)は非常に柔らかく、変形しやすく傷もつきやすいため、アクセサリーには他の金属との合金(18金、14金など)が用いられることが多いです。
配合金属(銀や銅)の影響で、汗・皮脂・水分・硫黄成分などにより変色する可能性がありますので、
一括りで括れないところがゴールドを用いたアクセサリーの特徴とも言えるかもしれません。
【シルバー】
変色しやすいことで知られるシルバーですが、主な原因は硫化(りゅうか)。汗や空気中の硫黄成分と反応して、黒ずんでしまうのです。
塩素と反応して黒ずむ塩化も原因となります。
シルバーは酸化して黒くなる、と思われがちですが、実は酸化(酸素との反応)によるシルバーの変色は、ごくごくわずかなのです!
【真鍮(ブラス)】
美しい輝きと加工のしやすさからアクセサリーによく用いられる合金。しかしながら、酸化も硫化も塩化も起こる、汗・水・石鹸、すべてが変色の原因となる、暑い夏には要注意の素材。
真鍮は変色するものとお考えの方も多く、色の変化を持ち味として捉える方もいらっしゃいますが、お手入れ次第で長く本来の色をキープすることも可能です。
【本真珠】
汗の「酸」や化粧品の「アルカリ」で、表面の光沢が損なわれます。
摩擦や乾燥にも非常に弱く、デリケートな存在ですので、繊細な美しさを損なわないためにも、ケアがとても重要です!
『アクセサリーを永く美しく保つための夏の3原則』
原則1:『着けたら拭く』
夏のお手入れで最も大切なのが「ご使用後の乾拭き」❗️
1日身につけたアクセサリーには、目には見えなくても汗・皮脂・化粧品・日焼け止めなど、さまざまな成分が付着しています。
そのまま放置すると‥‥
変色が進んで
次回使おうとした時に、「えっ?色、変わってない?」
‥という事態を招く可能性、大なのです!
帰宅後、外したらすぐに柔らかい布(ジュエリー用クリーニングクロス等)で全体を優しく拭く習慣をつけてください。
「たった10秒のひと手間」で、アクセサリーの寿命は驚くほど変わります!
またアクセサリー( 特に真珠 )は、「お化粧など身支度の最後に着けて、帰宅後最初に外す」——これが鉄則です!
原則2:『濡らさない、濡れたらすぐ拭く』
水分は変色を促す大きな要因!
以下のシーンでは、できるだけアクセサリーを外しましょう。
★入浴・シャワー・洗顔
★食器洗い・手洗い・お洗濯
★プール・海水浴・温泉・サウナ
★スポーツや就寝時
★お料理(特に玉ねぎ・卵など硫黄を含む食材を扱うとき)
「指輪は、トイレのたびに外すべき?」というご質問をいただきますが、真鍮製のリングについては、ご面倒でも毎回外すのが理想。
ハンドソープやアルコール消毒液も、真鍮の変色を進めてしまいます!
シルバーについては、水やアルコールや石鹸が直接変色の原因とはなりにくいのですが、ただし、温泉に含まれる「硫黄」成分や、水道水に含まれる塩素等と反応して変色する場合がございます。
ちょっと悩ましい、「トイレで指輪を外すか外さないか問題」ですが、
「いちいちトイレの前に外すなんて面倒!」という場合は、手を洗った後に、必ず水分を柔らかい布で拭き取るようにいたしましょう!
また水に強いサージカルステンレス製品なども、水滴を残さず拭き取ることが、〝永く美しい状態を保つ秘訣〟となります。
ちなみに‥‥柔らかい布で水分を拭き取る暇があるなら
トイレの前にサッと指輪をポーチに入れる方が、
意外と早くて簡単??‥
お試しくださ〜い!
原則3:『密閉して保管する (ただし真珠は例外) 』
使用しないときの保管方法も、変色を防ぐ大きなポイント!
お使いにならないアクセサリー、どうなさっていますか?
空気中の硫黄成分や湿気との接触を減らすことで、アクセサリーは静かに眠らせてあげることができます。
★ 直射日光の当たる場所や高温多湿な場所(バスルーム直結の洗面所など)は厳禁❗️
アクセサリーは「湿度の低い場所」で「密閉保管」が原則。
明日も付けるからと、湿度の高い洗面所などに置いておくのはNG!
空気中の水分と反応して、変色や劣化を早めてしまいます。
※ ただし〝本真珠〟については〝適度な湿度を必要とする〟ため、密閉容器でなく、通気性のある柔らかい布袋やジュエリーボックスで保管いたしましょう!
★仕切り付きジュエリーBOXや個別のジュエリーBOXに入れ、ジュエリー同士が擦れて傷つかないようにいたしましょう。
シルバーや真鍮は、空気中の成分と反応して変色しないよう、個別の密閉保管をお願いいたします!
また、汚れを布で拭いた後、保管前に
★定期的に「金属部分に専用のコーティング剤を塗布」することもおすすめ!
塗ると塗らないでは、金属の変色具合がグッと変わります。
フッ素コーティングは、ニッケルをはじめとする〝金属アレルギーの原因となる金属イオンの溶出を抑える〟ことができますので、金属アレルギーがご不安な方には、特におすすめです。
旅行やお出かけの際、アクセサリーはどのように携帯されますか?
★変色から守り、傷つけないよう、専用のジュエリーケースやポーチに収納いたしましょう!
すぐにお手入れできるよう、拭き取り用のクロスに包んで収納しておくと便利です。
1日外すことはないから、とケースやポーチを持たずに出てしまうこと、ございませんか?
思いがけず外さなければならない場面って、意外とあったりするんですよね!
そしてそんな時に、大切なアクセサリーを落としてしまったり、どこに行ったかわからなくなってしまったり、というアクシデントが起きること、とっても多いのです。
前述の「トイレで指輪を外すか外さないか問題」も、
付け外しの度にテンションが上がる、お気に入りのケースやポーチを持っておくことで、きっともう迷うこともなくなるはず!
素材別【お手入れ ・変色防止 早見表】
★鏡面仕上げサージカルステンレス
ご使用後の乾拭きが基本。
汚れが気になる場合は、ぬるま湯で優しく洗い、しっかり水気を拭き取ります。ゴシゴシ擦らずやさしく拭き取ってくださいね!
★サージカルステンレス + ゴールドコーティング製品
洗剤・アルコール・研磨剤入りクロスは厳禁!
コーティングが剥がれる原因になります。ご使用後はやわらかい布で乾拭きするのみ。
香水・日焼け止め・ハンドクリームを付けてすぐのご着用も、お避けください。
★サージカルステンレス本体 + 真鍮装飾金具の製品
サージカルステンレスの部分は問題がなくても真鍮部分が黒ずみの出やすいのが弱点。
ご使用後は真鍮部分を中心に丁寧に乾拭きし、密閉保管を。
できれば定期的に乾拭き後、フッ素コーティングを施すことをおすすめいたします。
★真鍮製品
夏場は特に要注意! 汗・水・石鹸、すべてが大敵です!
ご使用後の乾拭きを徹底し、仕上げにコーティング剤を塗布して黒ずみをガードいたしましょう。
★シルバー製品
ご使用後はシルバー専用クロスで乾拭き。
黒ずまないよう日頃のお手入れを念入りに!が鉄則。
定期的にフッ素コーティングを塗布し、密閉状態で保管すると、美しさをキープできます。
「温泉」「ゴム製品」「漂白剤」との接触は避けましょう。
頑固な黒ずみは、クロスだけで落とすには限界があります!
シルバー用のクリーナー(液体やペースト)を用いて落とすこともできますが、クリーナーの中には金属部分の黒ずみは落とせても、あしらわれた石や装飾部分などに影響を及ぼすものもございます。
正直、黒ずんでしまってからのお手入れは、大変!
だからこそ、黒ずむ「前」の毎日のちょっとしたケアが、すご〜く大切なのです!
一瞬「面倒」と思われるかもしれませんが、習慣化してしまえば、楽々です!
まとめ

ご着用後のアクセサリーは、「外したらすぐに柔らかい布で優しく拭く」のが鉄則!
汗をかく季節は特に、この〝たった10秒〜30秒のひと手間〟が、有るか無いかで大きな差を生みます‼️
また、化粧品の成分がアクセサリーの変色を招いたり、艶や輝きを失わせたりすることもございます。
デコルテ用の美容液、お顔全体にスプレーするミストタイプの化粧水、お使いではございませんか?
アクセサリーを先に身につけると、成分が直接金属や石に付着してしまうリスクが高くなります。
特に夏は日焼け止めが直接アクセサリーに付着して、悪影響を及ぼすことがございますので要注意!
必ずご使用後、〝お肌になじんでから〟アクセサリーを身につけるようにいたしましょう。
あくせくお支度せず、お肌に馴染むのを待ってからご着用を!
そんな贅沢な時間の使い方が、貴女(貴方)をより美しく引き立ててくれるはず!
また、宝石類は種類によって、紫外線による変質や色あせが生じる可能性がございます。
室内で保管する際は、直射日光の当たる場所を避け、外出時は日傘などでのUVカットを心がけましょう。
頑固な黒ずみは、クロスだけで落とすには限界がございます。
変色しないよう、日常のケアを習慣化いたしましょう!
日々のお手入れや保管方法によって、アクセサリーの健康寿命はグ〜ッと伸びます!
永く美しく大切なジュエリーを保つために、本日の内容をお役立ていただければ幸いです。
執筆者プロフィール

年齢、性別、障害の有無、体質、
あらゆるボーダーを超える
美と品格の
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【 UB プロジェクト】
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